大間の夜明け

大間、下北半島の先端の町。本州の最北端に当たります。「これより先に道はない」と、あの太宰をして言わしめた龍飛岬よりさらに北に位置します。

まだ、雪で化粧がほどこされる少し前のとき、とても寒かっただろうと想像させます。けれど、スケッチをしているあいだの画家の手は暖かかったのでしょう。とても強い気持ちをもって描いていた様が伺えます。

あらためて絵を描きたい、美への強い希求から画家は旅をしていました。

その旅の中で出会った一つの光景が灯台でした。歳月と風雪、荒波に揉まれてきた灯台の佇む姿に画家は生と死というあたらしいモチーフを見つけたのです。

描き続けるのは自らの生をまっとうするため。それは果てしある挑戦とも言えます。一つところに止まると書いて正しい、と書きますが、その一方、とどまり続けることは濁りを意味します。

今は逆らえない流れの中に見を置こう、そう感じていたのかも知れません。
安東克典、Down South期の作品です。

絵のサイズ:364mmx515mm
紙のサイズ:605mmx455mm

絵は額装してお届けいたします。額装の状態は額装サンプルをご覧ください。表示価格に発送料は含まれています。

¥ 460,000

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